新卒社員の定着・・・次の段階

2019卒の就職活動が解禁になりましたね。

相変わらずの売手市場のようですが

特に中小企業のみなさんはどのように

スタートされたのでしょうか。

 

せっかく採用しても大学生が3年以内に

離職する割合は3割と言われています。

(100人未満では4割と言われています)

 

いろいろ意見はありますが、3年以上定着させるには

社内の「関係力」を強化することで

効果は大分上がります。

要するに新人を孤立させないことがポイントです。

 

社内全員で新人に声をかける。

話を聴く。悩みを聞く。

ご飯に誘う・・・。

こんな取組を意識するだけで、定着率は

格段に上がります。

 

実際に私もこの7~8年ほどは

社内の関係力を向上させる取組を行い

新人が入社しても、すぐに会社に溶け込めることを

最優先にしてきた結果、

毎年2名前後の採用を行い、3年以内の離職率は

0(ゼロ)」でした。

 

でした・・・そう過去形です。

 

実は昨年秋に2年半勤務した若手が一人退職しました。

そして、一年目が終わろうとしている若手から

実は辞めたいと思っているということを

打ち明けられました。

 

実はどちらも同じ部門に所属している若手です。

 

関係力を向上させることで、社内の雰囲気はよくなり

新卒採用にも社員全体で積極的に関わってくれるように

なりました。

そのおかげで、これまで応募してこなかった

専門分野を学んだ学生の応募がここ数年増えていました。

 

しかし、専門を学んだ学生にとって

配属された先の仕事が全く違っていると

どうしてもその仕事に興味を持てず

また、その部門の責任者も仕事の面白みを

伝えることができずにいたため

我慢を強いるような形になっていました。

 

仕事なんだから、仕方ない。

基礎を学んでいるんだからしっかりやれ。

やっぱり大卒(院卒)は理屈ばかりで

使いづらい・・・とか。

 

確かにそうなのかもしれませんが、

これは言い訳にしか聞こえません。

 

どんな仕事でも、やりがいや面白さは

あるはずですし、必要な仕事です。

 

しっかり勉強してきて、それを活かしたいという

学生に「仕事の面白さ」を

伝えられていない結果なのだと思います。

 

仕事の面白さを伝えられていないのは

今の会社の実力なのでしょう。

 

どんなところがすごくて、

これをやることで自分がどんなふうに

成長できるのか?

 

これを示せなければ、今の若い人は

いずれ去っていきます。

仕事の厳しさと、そこに逃げずに挑戦する楽しさ

それが仕事の本当の面白さ

 

関係力の向上とともに、

未来ある若者に

仕事の面白さをわかってもらいたいですね。