新入社員研修と働く意味

前回に引き続き新入社員研修について

お話ししたいと思います。

 

入社して2週間が経過しますが

そろそろ慣れてきたころでしょうか。

 

新入社員に対しては、

私自身が大事にしていることが

一つあります。

 

それは

「働く意味」

を考えてもらうことです。

 

ただ、個人的には

この「働く意味」

ちょっと難しいなと

感じています。

 

最近の若い社員はとても頭がいいので

「あなたが働く意味は

どんなことですか」と聞いても

しっかり答えてきます。

 

今、関わっている会社は

医薬品の製造をしているメーカー

なのですが、

「薬の製造を通じて病気で

困っている患者さんを助けたい」

なんていう立派な答えが返ってきます。

 

本当にそう思っているようなのですが、

これ、実は私から見ると

とても遠い答えに聞こえるのです。

 

新卒で希望を胸に抱いて入社してきますが

どんな会社でも、どこかで自分の希望と

もしくは思っていた仕事と

ずれてくることがあります。

自分は何でこんなことをしているのだろう。

入社して3年間は、必ずと言っていいほど

この感情と戦っています。

こんな感情が出てきた時に

 

本当に病気で困っている患者さんのことを

思って、もう一度奮起できるでしょうか?

 

患者さんって、よほどのことがない限り

自分たちの目の前で見ることは

ありません。

 

なんだか理想は高いけど

現実は・・・なんてことになりそうです。

 

ですから、「働く意味」は考えてもらう

のですが、もう少し自分のことに

置き換えてもらっています。

 

自分はどうなっていたいのか?

 

「5年後、10年後、できるかどうかは

今は考えずに、

どうなっていたいですか?」

仕事とプライベートの両面から

考えてもらいます。

 

5年後だったら、仕事ができる

先輩になって後輩から慕われる。

結婚もできればしていたい。

・・・でも彼女いないし・・・

10年後は家庭を持っていたいけど

そんなに稼げているかな??

管理職になっていないといけないな。

 

それじゃあ、そうなるためには

(例えば彼女をつくるとか)

どうしたらいい?

何をしないといけない?

 

後輩の指導ができるくらいだと

こんな能力が求められるよね。

10歳年上の○○先輩は

どんな行動している?

周りからどんな評価受けている?

これって、本当にできないかな?

 

こんなことを話しながら

自分で文字にしてもらいます。

 

最初はなんとなくできるかな?

という顔をしていた新人も

具体的に目標や目標とする

人物などが見えてくると

自分でもできるような気になるようです。

 

先日、ネット上でこんな記事を見ました。

仕事の9割は地味な仕事。

それを一つ一つ積み重ねていくことで

初めて1割の成果にたどり着ける。

9割のつまらない仕事を

きっちり積み上げることができたら

1割の成果に対する喜びは

10割を遥かに超える。

それが仕事の面白さ

 

そんな仕事の面白さを

若い人にも味わってほしいです。

 

先ほどの新人ですが、最後に

「10年後、部長になります!」

 

がんばれ!!