ベテランが新たな価値を生み出す時

今朝、なんとなく情報番組を見ていたのですが

卓球の水谷選手が韓国オープンで準決勝に

のぞんだとのことでした。

いつもなら、ふ~んで終わるところ

なのですが、今回、ちょっと気になる

報道がありました。

 

水谷選手と言えば、日本卓球男子の

絶対王者ですが、今年1月の

全日本選手権で、

15歳の張本選手に負けてしまい

「何回やっても勝てない」と言っていて

やはり世代交代か??と思われていました。

 

水谷選手と言えば、卓球台の後ろの方に

構えて、どんな球でも拾って拾いまくる

プレースタイルでオリンピックも

銅メダルを獲得しています。

 

そんな水谷選手が、今回の大会は

卓球台の前から1度も離れず

力強いスマッシュを打ち込む

プレースタイルに変わっていたという

ことでした。

 

準決勝で負けてしまったようなのですが

解説の方の話によると

今回、水谷選手は「勝ち」よりも

プレースタイル」を重視していたそうです。

 

水谷選手は、このままでは若い選手に勝てない

何かを感じて、自分のプレースタイルに

変革を起こそうとしているのだと思いました。

 

この話を聞いて、現在学んでいる

チームビルディングの中に出てくる

U理論」を思い出しました。

 

正直、私にはこの理論は難しすぎて

上手に説明できません。

 

 

ビジネスの世界で、PDCAサイクルは

みなさん聞いたことがあると思います。

 

PDCAは、過去の計画と実行を評価して

対策を行うプロセスで

過去からの学習」と言われています。

 

それに対してU理論は

過去から理由や正当性を学ぶのではなく

瞬間的、感覚的に生まれる「何か」を

即興的に実現していく

出現する未来からの学習

と言われています。

 

多様化の時代と言われ、

イノベーション」という言葉も

盛んに使われています。

 

新しい切り口、新しい捉え方

新しい活用法(を創造する行為)

それまでのモノ・仕組みなどに対して

全く新しい技術や考え方を取り入れて

新たな価値を生み出して、社会に大きな

変化を起こすことを指す

Wikipediaにはこう書いてありました。

イノベーションは過去の延長線上

にはない現象ですから

PDCAでは起こすことができないのです。

 

水谷選手が、張本選手に負けてしまった時

自分のこのプレーの何がいけなかったのか

こうすればよかったとか、次はこうしようとか

自分のプレースタイルのPDCAを行っていたら

今回の水谷選手はいなかったのかもしれません。

 

恐らく(全くの想像ですが)

結果を出してきた自分のこだわりを

一旦横に置いて、張本選手の

力強いプレースタイルから

何かを「感じ取った」のだと思います。

張本選手に負けた時、何を感じたのか

非常に興味を持ちました。

 

ベテランがこれまで信じてきたものを

一旦、横に置いて新しいものを

観る」というのはとても勇気が

いることだと思います。

 

ベテランのみなさんは、「観る」ことが

できていますか?

周りの若手を「観る」ことをしていますか?

何かを「感じ取る」ことができていますか?

 

 

自分の考えにしがみついていると

行く先は「破滅」です。

 

新しいことを創造していかないと

置いていかれる時代です。

若い人から何かを感じ取って

学んでみませんか。

ベテランの豊富な経験と

新たな価値が融合すればこんなに

心強いことはありません。

ベテランはまだまだ活躍しなければ

いけません!

 

 

それにしても水谷選手はどうして

違うプレースタイルを迎え入れることが

できたのでしょうか。

 

そこには「2020年東京オリンピック」が

あったようです。

やはりビジョンの存在は大きいですね。