誰に評価されるか?
社労士という仕事をしていると
いろいろな方から「評価制度」について
聞かれます。
正直言うと、
あの何等級、何号棒っていうあれ、
嫌いです。というか何言っているのか
わかりません。
少々乱暴な言い方ですが
あれを導入したからと言って
会社はよくなりませんし、
人は成長しません。
それより大事なのは
誰にどう評価されているか?
その評価している人のこと
信頼しているか・・・だと
個人的には思っています。
相手のことを信頼できていて
その人の言うことであれば
多少?耳の痛いことを言われても
納得できるし、
あ~そんなふうに自分のことを見ていて
くれていたんだ、と新たな発見もあります。
逆に評価する側の上司は
会社(部門)の目標と、部下の目標を
しっかり理解して、
どれだけ近づけることができるか。
部下の良くできたところはどこで
部下の目標と現状では、どんなところが
ずれているのか。
そのずれを埋めるには何が必要で
上司は何を支援してあげられるのか。
このあたりをしっかり押さえておく
必要があります。
褒めるだけでなく、耳の痛いことも
しっかりフィードバックするということですね。
私は管理職をしているわけではないので
評価は基本的にはしません。
しかし、3年ほど面倒をみている部下が
いるため、一次評価をしていました。
しかし、立場上、どうしてもそこに
違和感があり、上司に「評価」の
仕事をはずしてもらえるよう相談しました。
上司の言葉は
「確かにあなたの立場上、評価をするのは
仕事じゃない。する必要はない。
だけど彼女(←部下のこと)にとって
俺の評価よりも、そばにいるあなたが
どう思っているのか、どう評価されているのか
その方が大事なんじゃないの?」
う~~~ん。返す言葉がなかった。(笑)
結局、点数をつける項目はやらないけれど
総評やコメントはこれまで通り、
記載することになりました。
しっかりフィードバックします。
部下が成長しないと私の価値はありませんから・・・