目標とモチベーション

実は今日は社会保険労務士の試験日です。

5年前には私も受検していました。

(なんだか遠い昔のことのようです・・・)

 

 

なんで社会保険労務士の資格を取ろうと

思ったのか・・・思い出してみると

先週勉強していた「識学」のある

項目が頭をよぎりました。

 

その項目は

<目標>

です。

人はありとあらゆる目標を設定することで

行動を続けています。

その中には無意識のものもありますが

人が成長するために必要なのは

意識的に設定する目標が必要になります。

 

意識して目標を設定し、それを

消化できるのか、未消化なのか・・・

これを反復することで成長していきます。

 

設定には2種類あり

・自意設定(自分で設定する)
・他意設定(他者が設定する)

と言うそうです。

 

会社で言うと、他意設定が

上司が部下に対して設定する

目標ということになるでしょう。

 

よく言われることなのですが

上司は部下が目標達成するために

モチベーションを

上げないといけない・・・と。

 

これは間違いで、モチベーションは

目標を達成した時に発生する

内発的動機と言います。

・達成感
・有能感
・自己決定感

これらが自己発生することが

モチベーションが上がることになります。

 

 

ですから、上司は部下の

モチベーションを上げるのではなく

モチベーションが自己発生できるような
目標を与えることが仕事なのです。

 

と、ここで先ほどの社労士試験と

どう関係あるんだということなのですが

私が社会保険労務士の資格の勉強を

始めたのは上司の一言がきっかけでした。

 

当時は、中小企業の人事総務で

まあ、それなりに器用に仕事を

こなしていましたので、

それなりの評価はもらっていました。

 

ただ、周りは高学歴の優秀な理系人材が

ほとんどで、

「オバチャンがなんかやってるよ」みたいな

見方をされていたのは否定できませんでした。

 

その時上司から言われた一言は

「このままでは、器用なオバチャンで

終わってしまう。周りからスゴイ!と

思われるような武器を持て!」でした。

 

いま思うと器用なオバチャンでも

問題はなかったように思うのですが

その時はなぜか

武器=国家資格と思ったようです。

 

社労士を選んだのは、当時、人の部分で

すごい・・・という人がいなかったから

という単純な理由でした。

(これなら社内で1番になれるかなと・・・)

 

これを先ほどの自意設定、他意設定の

関係で示すと

他意設定が、上司の「何か武器を持て」

自意設定が、「国家資格の勉強」に

なります。

 

上司は社労士の資格を取れと言った

わけではありません。

資格の勉強を決めたのは私自身です。

 

合格するまでに4年もかかりましたので

途中、「別に取れなくてもこれだけ

勉強したから知識はついたし

がんばったしもういいか・・・」と

思ったこともありました。

 

しかし、この「がんばった」は

上司の「武器を持て」という他意設定からは

はずれています。

がんばったことは経過であって

武器ではありません。

上の図で言うと、横にはみ出した

×(バツ)の部分です。

これはエゴや単なるワガママで

目標を達成できない言い訳なのです。

 

上司は他意設定をした以上、

×(バツ)の部分を認めてはいけないのです。

がんばったことを認めてしまっては

言い訳を認めることになります

 

それでは部下は成長しませんし

次に目標を与えた時に、

部下はまた「がんばった」ことを

言い訳にして目標を達成することを

しなくなります。

 

がんばったことを認めていいのは

他意設定した目標を達成して

良い結果(ゴール)が出た時だけです

 

識学は人の感情を余計なものとして

排除しているようで、

人との関係性を重要視している

私としては納得できない部分は

多々ありました。

 

しかし組織の生産性を上げるための

原理原則であることは十分理解

できました。

 

上司がこういった考えをもって

私にいろいろ言ったかどうかは

わかりませんが、

この時の達成感がなければ、

器用なオバチャンとして終わろうと

していたでしょうし、

その後の様々な学びや

たくさんの方々との出会いもなかった

わけですから、

そういう意味では感謝したいと思います。

 

あ!上司が部下から感謝されるのは

その時ではなく

「将来」なんだそうです(笑)

 

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