企業になるために必要なこと

先日、何の気なしに見ていた

カンブリア宮殿で

井筒まい泉が出ていました。

 

まい泉と言えばカツサンド

 

なかなかいいお値段なので

自分で買うこともあまり

ないのですが、

食べてみるとやっぱり

おいしいですよね・・・。

 

全く知らなかったのですが、

2008年にサントリーに経営を

譲渡して、当時サントリーの

外食事業部長をしていた

岡本さんという方が

社長に就任されたそうです。

 

 

創業者の方が、しかも主婦だったと

いうことで驚きましたが

一代で巨大チェーン店に

育て上げ、高齢になったことで

経営を譲渡したとか。

 

経営を引き継いだ岡本さんが

最初に掲げたのが

 

家業から企業へ

 

をモットーに改革に乗り出した

ということでした。

 

え~~まい泉って企業じゃないの??

 

単純な私はそれだけで

どういうこと???と

テレビに見入ってしまいました。

 

そもそも家業と企業って

何が違うんでしょう。

調べてみると、、、

 

<家業>

その家の生計を立てるための

職業。自営。

代々家に伝わってきた職業

または世襲的に継承していく

技術や才能

<企業>

一般的には経済的効用の創出を

遂行する、協働システムないし

組織体のことを言う

 

なんだかわかったような

わからないような・・・

 

 

まい泉は創業者である女性社長の

小出さんが作られた

「箸で切れるトンカツ」で

会社を大きくされてきたそうですが

小出さんの強いリーダーシップで

会社は大きくなったものの

小出さんの指示がなければ

動けない状態になっていたそうです。

 

強いリーダーシップのもと

後継者が育っていなかったようです。

 

創業期にはTOPダウンで経営を

伸ばしていくということは

よく聞く話です。

 

しかし高齢になった小出さんは

後継者が育っていないことで

経営を譲渡する決断をされたそうです。

 

経営を引き継いだ岡本社長は

まず社員との面談をされたそうで

その目的は

 

社員を安心させること

(経営状態が悪いわけではない)

社員が何を考えているのか知る

社長の考えていることを伝える

この3つだったそうです。

 

意外だったのですが、それまでの

まい泉には人事制度もなく

例えば店長などの責任者になっても

お給料が上がるかどうかも

わからない状態だったそうです。

すべて上層部の裁量で決まっていたとか。

 

それから、こうすれば売上がもっと

上がると、現場の意見があっても

それを反映することができなかった

そうです。

 

岡本社長は、人事制度を導入し

どうなったらお給料が上がって

評価されるのか浸透させたそうです。

 

そして、ある店舗の責任者が

売り場の商品構成比率を変えたいと

提案したことについて

 

やってみろと許可し、

その責任者に運営を任せて

見事にその責任者は売り上げを

伸ばすことに成功したそうです。

自信をつけたその責任者は

その後、地域を統括する管理者に

成長したそうです。

 

 

私も父が自営業でしたので

家業=小さい

企業=従業員がいる

くらいにしか考えていませんでした。

 

しかし、従業員がいるということは

いくら会社が儲かっていても

従業員が幸せに生活できなければ

企業としては成長できないわけで

企業になるためには

 

従業員にとって

心理的安全な場所であること
自分で考えて行動できること

 

この2つが重要なのだと

まい泉の例を見て思いました。

 

岡本社長は改革するだけでなく

「進化し続けなければブランドは

守れない」と

まい泉のブランドである

究極のとんかつづくりを

推し進めています。

 

よいものは残して

企業として成長していくために

多くの人がアイデアを自由に

出し合える企業風土に変えて

いったようです。

 

 

多くの人が自由にアイデアを

出し合える職場って素敵だなと

思います。

 

何を言っても非難されることがなく

自由に意見を言い合える職場に

なるためには、

お互いの違いを理解しあい
それぞれが強みを活かしあい
誰かが困っていれば助けられる

 

これが必要です。

 

これは規模の大小ではないです。

 

こんな素敵な職場がもっと

たくさんできるよう

「職場づくりコンサルタント」と

名乗って努力していこうと

あらためて思いました。

 

よろしくお願いします。