新人研修、生かすも殺すも現場次第

3月に入り、大手就職サイトの

オープンとテレビでは大学生の

就活スタートが報じられていました。

 

と言ってももう内定出しをしている

会社もあるとか、、、。

何をやれば正解なのか

全くわかりません(泣)

 

そんな中、今年は直接新人研修を

担当する予定はなかったのですが

ご縁があって、ある大手企業様の

新人研修の一部を協力講師として

お手伝いすることになりました。

 

昨日はその打ち合わせに

行ってきました。

 

大手企業ではどんな新人研修を

されるのか興味深々で伺いました。

 

グループ会社を含めて1000人以上の

新入社員の方を対象としているそうです。

 

 

 

単なるマナー研修に終わらず

実際の仕事を想定しての

研修内容になっており

とても力を入れていらっしゃる

ことがわかり、頭の下がる思いです。

 

こんな風に研修をしてもらえるのは

幸せなことなんだということを

私も関わらせていただく

新入社員の方にはお伝えして

いきたいと思いました。

 

 

新入社員研修が終わると

現場に配属になるわけですが

受け入れる現場の社員の方は

新入社員をどのように扱って

いるでしょうか。

 

 

人事が新人研修を実施していると

思いますが、その新人研修の

内容は理解されていますか?

 

 

もっと言うと、

研修を受けてきたんだから

もう仕事できるよね、、、なんて

考えていらっしゃらないでしょうか。

 

 

これが新入社員との大きな

ミスマッチになります。

 

 

新人研修は学生から社会人の

第一歩の時期に、学生気分からの

マインドチェンジをするのが

大きな目的の一つでもあります。

 

 

例えば電話一つとっても、これまでは

自分の携帯電話に誰からかかってきたか

わかった上での対応でしたが

 

会社の電話には誰からかかって

きたのかわかりません。

これまでとは違う対応を

新入社員は経験していかなければ

いけません。

 

 

そんなの当たり前じゃないか!

と思われるかもしれませんが

 

よ~く考えてください。

新人研修では確かに

電話応対の基本を学びます。

 

相手を確かめ、誰にどう取り次いだら

よいのか、、、。

適切な言葉づかいはどうしたら

よいのか。

 

それは教えてくれますが、

そもそも新入社員が、

初めて耳にする取引先の

会社名や、お客様の名前を

聞き取ることがそんなに

簡単なことでしょうか。

(自分が新人のころを

思い出してください)

 

 

 

新人研修では、お客様の名前が

聞き取れなかった時の対応は

教えていないのです。

 

だから、新人は電話応対をして

相手の名前が聞き取れない

ということを、この時点では

理解できていないのです。

 

 

仕事には予想もしないことが

起こります。

 

これに対応していくことが

仕事を覚えるということでは

ないでしょうか。

 

 

これを教えるのは新人研修では

ありません。

 

現場の上司や先輩なのです。

 

 

「研修受けているんだから。。。」

は危険なのです。

 

 

仕事に慣れいてる上司や先輩は

普段やっていることが

当たり前すぎて、新人が何が

わからないかが、わからなくなって

いないでしょうか?

 

 

以前、関わっていた会社の

とある部長さんに言われました。

 

 

新人に教えてあげたい気持ちは

あるけれど、そもそも新人が

何がわからないかがわからないんだよ。

 

と言われました。

 

 

それを聞いてから、新入社員には

 

質問することを遠慮しないこと!

 

あなたたちが上司や先輩に質問

することは仕事の邪魔をしている

のではなくて、上司や先輩の

「教えるという能力」

を上げるために必要なんです。

あなたたちの存在価値は

そういうところにもあるんだよ。

 

と、新入社員には伝えています。

 

 

配属された新人の様子をしっかり

見てあげて、どんなつまづきをしているか

それに対してどう伝えたらよいか

配属先のみなさんで考えてほしいと

思います。

 

 

ここを人事や新人任せにして

しまうと、ボタンの掛け違い

おこります。

 

新人研修は全体ですが、

個々にあわせた指導は

配属先の上司や先輩が

しっかりやっていかないと

新入社員の早期離職につながって

しまいます。

 

採用活動が難しい今日です。

せっかく縁あって仲間になった

新入社員を全員で

しっかり育てたいですね。