やり方をどこまで教えたらいいか??

4月の初めに担当させて

いただいた新入社員向けの

研修の講師所感を書いていました。

 

 

もう一度、どんな様子だったかを

しっかりと思い出し、気づいたこと

良かったこと、課題点を企業様へ

戻していきます。

 

あらためて思い返してみて

一つ特長がありました。

 

これは最近の若い人の

特長なのかもしれません。

 

それは

 

正解を知りたがる

 

ということです。

 

マナー研修であいさつや

名刺交換、電話応対など

まず「やり方」を説明して

実際に全員でロールプレイングを

しました。

 

 

まあ、よくある光景だと思いますが

新入社員からの質問が

たくさん出てきました。

 

手はどこにおくのか?

足は閉じていた方がいいのか

何度くらいに開いておくのか

スーツのボタンは全部しめるのか

一つだけではいけないのか

 

電話取り次ぎに至っては

要件を聞くのと、折り返しの

電話をするように伝えるのと

どちらが正解なのか

 

などなど・・・

出るわ出るわ(笑)

 

まあそれだけ真剣に取り組んで

いる証拠だと思いますが

ウン十年も社会人をやっている

こちらとしては

 

ケースバイケース・・・だよな

と思ってしまいます。

 

今どきの新入社員は

中学生、高校生のころから

スマホやPCに触れいている

世代ですから、

少しでも疑問に思えば

スマホが教えてくれるわけです。

 

 

 

いつもスマホに聞いて

いたわけですから

間違えたことがない

 

人前で間違えたことをして

恥をかくなんてあり得ない!

 

間違えたことをしたくない

 

という意識がすごく強い

感じがしました。

 

あいさつや名刺交換や電話応対は

最低限のマナーはありますが

 

ビジネスマナーを学んでいるのは

相手に不快な思いをさせない

ためです。

 

これが学んでいる目的です。

 

ビジネスマナーを守るのは

正解を披露するのではなく

相手に不快な思いをさせない

という目的のためです。

 

ここを押さえておかないと

マニュアルに書いてあるような

対応しかできなくなります。

 

しかし仕事はマニュアル通りには

進みません。

 

 

そんな時、どう考えて動くか?

 

これが仕事のできる・できない

はたまた、「仕事の面白さ

なのだと思います。

 

基礎中の基礎はやはり教える

必要はありますが

やり方」を教えすぎると

若い人はそれが正解だと思って

その通りに実行しようとします。

 

 

予備知識ゼロの新入社員に

上司や先輩が手取り足取り

教えてあげる時間は

必要ですし、最低限のことは

教えなければいけません。

 

 

ある程度経験をもった人が

新人の教育をすることは

どんな会社でも必要です。

 

 

 

しかし教えられる側は

 

上司や先輩から教わること」と

 

ある程度の教えを活かし

自分で考えていかなければ

いけないこと

 

の区別をしっかりとつけておく

必要があります。

 

教えられることに慣れすぎてしまうと

一つ目標を達成した時に

次は何をどうすればいいのか

わからなくなってしまいます。

 

 

社会人になりたての人にとって

書類の書き方や伝票類の書き方など、

その会社のルールや考え方は

正しいものを教わるべきでしょう。

 

しかし、仕事のやり方は

上司や先輩の教えを受けながら

経験を積んで自分のやり方を

見つけていくべきでしょう。

 

それには「慣れ」が必要です。

 

そうでなければ自分の価値は

見つけられないのではないかと

思っています。

 

 

すべての仕事に正解があるのなら

その正解をしっかりインストール

すれば誰でもできるわけです。

 

 

そんな仕事はやはり楽しくないなと

個人的には思っています。

 

新人さんたちも、早くルールや

最低限の決まりに「慣れて」

自分のやり方を見つけてほしいですね。

 

この企業様は3週間程度を研修に

充てられていて、その後

現場に配属されるとお聞きしました。

 

彼らは今頃、どうしているのかなと

少し親心が出ている

今日この頃です。(笑)

 

でも率直にやってみて・・・

 

とにかく素直で真面目でした。

話す方としてはとても

やりやすかったです。

 

ガンバレ!新入社員のみなさん!

 

離れたところで研修母さんは

応援しています!