一流の仕事、そこに人が集まる

先日、初めて銀座久兵衛本店に

行ってきました。

 

久兵衛にもコースで頼めるものも

あるそうですが、

私が行ったのは、目の前で板前さんが

握ってくれるものです。

 

そう、超高級寿司です。

 

 

 

もちろん、自分で行ったわけではなく

理由があって招待していただきました。

 

 

緊張してお寿司が喉を通らないかと

思いましたが、

大変おいしくいただきました。(笑)

 

後日、かかった費用を聞いたら

目がテンになってしまいました。

 

目はテンになってしまいましたが

不思議と損した気分にはなりませんでした。

(まあ自分で払ったわけではないので)

 

 

目の前で板前さんに握って

もらっていたのですが

まずはその仕事の丁寧さと

技術力の高さに目を奪われました。

 

 

華麗な包丁さばきって

ああいうことを言うのだろうと

思いました。

 

板前さんに、その食材に

どうしてそういう処理を

しているのか聞いたところ

その食材を最高の状態で

お客様に出すためにやっている

と言っていました。

 

目の前でじぃ~っと見続けている

変な客でやりづらかったと

思いますが、それでも笑顔で

丁寧に楽しく会話してくれました。

 

その方は、その場に立つようになって

6年なんだそうですが、

他にも数名、同じ作業をしている方が

いらして、みなさん同じように

お客様を楽しませながら

丁寧な仕事でお寿司を

提供していました。

 

2時間ほど滞在したのですが

その間、お客さんが途切れることはなく

繁盛しているのがわかりました。

 

 

どうしてこんな高額なのに

お客さんが途切れないのか。

 

 

味だけではなく、

この丁寧な仕事と高い技術力と

お客様に対するおもてなしが

一流なのだと思いました。

 

それではなぜ全員、

それができるのか?

 

 

 

不思議に思って

久兵衛のHPを見てみましたが

企業ビジョンのようなものは

書いてありませんでした。

 

HPは淡々と情報のみが記載されています。

 

う~ん、ブランドだけでそんなに

人が集まるのかな???

と不思議でした。

 

探していると新卒採用のページ

(マイナビ2020より)を見つけました。

 

●私たちは、おもてなしの職人です

●「世界」という舞台で、市場価値が

高い人材になってほしい

●海外のお客様と渡り合える語学、

文化への深い知識が活きる仕事

●本当の意味での自立を目指して、

力をつけたい

 

こんな文章でした。

 

板前さんも、お客様の前で寿司を握り

同時に接客ができること

高い技術とコミュニケーション能力が

求められるとありました。

 

確かにその通りだ!

 

AIが発達して人間の仕事が減っていく中

人間にしかできない価値を提供していく

 

一流の仕事をしていくために

自分の腕を磨き、個人の力を蓄え、

何がやってきても倒れない力と心を持つ。

 

とありました。

 

暖簾に甘えず、お客様がなぜ来て

くれるのか考え、

みんなで導き出した言葉が

 

“日々、みずみずしく”

 

なんだそうです。

 

常に時代を読み取り、前を向いて

新しいことを掴みに行く

これが久兵衛の伝統なんだそうです。

 

老舗の「一流」を学ばせていただきました。

 

おいしいお寿司をいただきながら

いつか自分もこんなふうに

仕事がしてみたいと思った

一日でした。