形式だけなんてもったいない!

10月1日・・・

内定者式を行いました。

今年は4人の採用が決まり

 

 

ちゃんと4人とも内定者式に

来てくれました。

 

 

ネットニュースで見かけたのですが

最近はこの

「内定者式」そのものを

実施しない企業も多いのだとか。

大手企業の中でもそういう企業が

あるのだそうです。

 

理由は・・・

「形式だから」

 

形式的なことしかしないのに

学生の負担が大きいから

意味がないからやらない

ということらしいです。

 

まあ、確かに

・内定通知を渡す

・社長の話

・懇親会

(まあ、これはまだ意味あると思いますが)

 

だけなら形式的なのかもしれません。

そこに

・学生の時間を使う

・交通費を払う

など、無駄なことも多いかもしれません。

 

 

それしかしないなら・・・です。

 

この内定者式は、内定者もこれで

ほぼ入社の意思を固めます。

 

そうなると次は、入社した後の

どうやって育てるかという視点に

移っていきます。

 

内定者にとっては、同期のメンバーと

関係性を築く場面にもなりますし

 

人事の担当者は内定者個々の

特性を知る大事な場面になります。

 

 

4月からこのメンバーにどんな教育を

して、どんなことを学んでもらおうか、

すでにいる社員とどうやって

つなげようか・・・

 

私自身は、4月からの研修を

どうやって組み立てるか、

それを具体的にイメージするために

内定者を観察していました。

 

 

何をやったかというと、

簡単な研修ワーク(ゲーム)を

やりました。

 

チームビルディングの研修で

よく使うのですが

「ヘリウムリング」という

ゲームをやりました。

 

 

通常、優秀なチームでも

10分~15分くらいは

かかるのですが、

最初に何分時間を取るか聞いたところ

 

え?という顔をされ

 

3分もあれば十分でしょ・・・

 

こっちが「え?」なんですが

まあ「じゃあ3分ね」ということで

スタートしました。

 

 

 

結局のところ3分でできるわけもなく

大体10分程度でゴールまでいきました。

(まあ、これでも優秀なんですが)

 

大事なのはこの後の振り返りです。

 

彼らの中から出てきたのは

・簡単だと思って何も考えずに始めたら

全然できなかった。

最初に段取りとか手順を確認して

おくべきだった。

・人によってタイミングとかバラバラで

合わせるのが大変だった

・声かけするリーダーが決まってから

上手くいきだした

・自分がピンチの時に周りに

ちゃんと伝えられたから最後までできた。

等々

 

 

どうでしょうか?

これって仕事をする上で

大事な要素ですよね。

 

こういうことを気づいてもらった

ところにも意味があるのですが

 

人事としてはもう一つ別の視点が

あります。

 

これまで採用活動をしている最中に

個々の特性は見てきましたが

全員がそろった時に、このメンバーの

中ではどういう行動をするのか?

彼らの関係性はどうなのか?

 

振り返りの様子を観察しながら

 

誰がどんな発言をしているのか?

どんな視点を持っているか?

人の話を聞いている時の様子

リードして会話を続けている人は誰か?

きちんと自分の考えていることを

発言できているか?

 

話している内容もそうですが

そのときの目の動きとか

表情など、色々な角度から観察しています。

 

全体的に眺めていると

この年の新入社員のカラーが

見えてきます。

 

入社する前にある程度わかると

事前にどんなことを準備しておけば

いいのか検討がつきます。

場合によっては各部の責任者や

入社後面倒を見てもらう人と

共有することもできます。

 

入社後の研修も、どんなテイストで

いけばいいのか

おおよそのイメージができてきます。

 

 

採用時には見えなかった個性も

今回、気づかされたこともあります。

 

これは担当者だけでなく

この内定者式に関わってくれた

社内の人も感じたようです。

 

そういう情報を共有することで

新入社員がスムーズに社会人として

スタートが切れるようになります。

 

 

内定者式が形式的なことかも

しれませんが、

どんな意味を持たせるかは

自由だと思います。

 

ここにそれぞれの会社のカラーが

あって良いと思います。

 

今から人材育成は始まっているのですから

せっかくのチャンス大事にしましょう!