話し合う組織と強みと弱み

先週のブログでもお伝えしましたが

今週は横浜商工会議所で

セミナーをさせていただきました。

 

今いるメンバーで

生産性を上げる方法

 

というテーマでしたが

そもそも生産性向上って?

ということからお話しました。

 

下図のように、かける時間を減らして

付加価値を上げるという

一見、矛盾したようなことを

やるのが生産性向上なんですが

 

これをどうやったらできるか

経営者も含めて、現場の人と

みんなで話し合う必要がある

ということをお話しました。

 

まあ、話し合う必要があるというのは

言っていることはわかる気がするけど

という感じでした。

まあ、それはそうだろうなと

思いました(笑)

 

それで話し合うという状況を

体感してもらうために

ゲームをやってもらいました。

 

カードに書かれた情報を

それぞれが持って、

指定された課題をクリアするのですが

お互いに情報を見せることは

できません。

口頭で話し合って解決してもらいます。

 

 

 

あるチームの様子を見ていました。

お一人がリードして話を進めて

それを冷静に聞きながら

情報を整理する人

違う角度から意見を言う人

 

と、ここまではよかったのですが

おそらく中国の方だと思うのですが

日本人ではない方がいらっしゃり、

会話はできるけれど、

日本語を読むのが苦手で

カードに書いてあることの意味が

わからなかったようです。

 

 

どうするのかなと観察していたところ

本当に一人黙ってさみしそうに

しょんぼりしていました。

 

 

周りもそれに気がついていて

気を使いながら声をかけていました。

 

ある程度いいところまで

いったところで、話が

進まなくなってしまいました。

 

時間も迫ってきて、

これは無理だ・・・という

あきらめ感がよぎったところで

 

先ほどの中国の方が

「ごめん、日本語が読めないから

僕は何もできない」と

情報カードをみんなの前に

ポンと差し出しました。

 

本当はルール違反ではあるのですが

状況はわかっていたので

私はそれを許可しました。

 

 

その後、どうするのかと思っていたら

その人がじっと整理された情報の

表をながめて

 

「これ、ここまで埋まっているから

あとは、この答えしか入らないよね

そうするとこっちは、あれじゃない

そうやって穴埋めしていけば

全部埋まる気がする」

 

他のメンバーが目を丸くして

 

それだよ~!!!

 

それを聞いた中国の方は

みるみる笑顔になって

その後は全員でワイワイ話しながら

答えを導き出しました。

 

 

この人は思いきって自分の弱い

ところをさらけ出したことで

気持ちが軽くなったのか

自分でできるところを探して

いたようです。

 

全体を見て、他の人が気づかなかった

ところを伝えたことで一気に

チームが動き出したのです。

 

最初のアイスブレークでは

シーンとしていたチームが

ゲームが終わった後の休み時間は

それまでがウソのように

お互いの会社のことや情報交換で

盛り上がっていました。

 

話し合って成果を上げたことで

こんなにもチームが

変化するというのを

私も目の前で見せてもらいました。

 

もちろん、この事例は

みなさんにもお話しして

 

それぞれの強みと弱みを

理解して話し合ったことで

成果を上げられた。

成果が上がると関係性が変わる

 

というこの状況を

みなさんの会社でも作って

くださいとお話しました。

 

どうやって作っていくかは

それぞれの会社で違うので

難しいところもありますが

様々な立場の人が話し合うことで

成果を上げる効果というのは

みなさんが実感してくださった

ようです。

 

実はもう一チームは最後まで

いきませんでした。

そちらにいた女性の方が

最後に私に話してくれました。

 

「あっちのチームがうらやましかったです。

でも、自分も普段の仕事の

やり方が出ていたなと思いました。

これでは、あんなふうになれない

というのも理解できました。

難しいけれど、少しずつ

社長にも声かけしていこうと

思います」と言ってくれました。

 

 

このように組織で起こっていることを

ゲームに落とし込んで体感してもらう

チームビルディング研修

は、受講している方も講師をしている

私もたくさんの気づきがあります。

 

これからも色々なところで

やっていきたいです。

 

 

実はこのチームビルディングの

コミュニティーである

チーム・ジャイキリ

年1回のイベントに参加してきました。

 

そこでもたくさんのことを

気づかせてもらい

本当はそのことも書きたいのですが

それはまた次回にしたいと思います。